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北鹿ハリストス正教会 生神女福音会堂
山下りん
この会堂内部正面にはハリストス(キリスト)やマリア、天使、福音記者などの油彩のイコンが整然と設置されており、美術的にも貴重な存在である。イコンとはギリシャ語で「像」の意味であり、「神の国を伝えるイメージ」である。曲田会堂のイコンはこの会堂に合わせてイリナ山下りんが描いたものである。
山下りん(洗礼名 イリナ)は、安政4年(1857)上州笠間(現茨城県笠間市)で生まれた。 明治10年、20歳の時に創立まもない上野の工部美術学校に学び、正規の洋画教育を受けた日本で最初の女流洋画家として注目されている。絵画科の教授フォンタネージュ(イタリア王立トリノ美術学校教授)から指導を受け、才能を伸ばしていく。
